空腹を和らげる?
クラシック音楽を聴きながらの食事が
ダイエットに効果的な "3つの理由"
音楽療法にも取り入れられているクラシック音楽は、聴く人の心身を安定させる効果があるといわれています。
さらに、近年ではダイエットに効果があるのではないかということも、科学的に証明されはじめました。
今回は、各機関の実験結果などを踏まえつつ、クラシック音楽を聴きながらの食事がダイエットに "効果的な理由を3つ" 解説します。
理由1. 脳内で空腹を感じにくくなるホルモンが分泌される
クラシックを聴くと副交感神経系が優位になり、心身がリラックスしているときに出る脳波の「α(アルファ)波」がたくさん出るといわれています。
さらに、リラックスした状態が続くと、「β(ベータ)-エンドルフィン」という空腹を感じにくくなる物質が分泌されるため、無理せず食欲を抑えられる可能性があります。[注1][注1]国立病院機構長崎病院:摂食障害のからだ版[pdf]
理由2. 血液量や新陳代謝アップにつながるほか、自律神経を整える
血流が悪いと、脂質や糖質といった脂肪にかわる栄養素の代謝が疎かになってしまうため、ダイエット中は減食に限らず代謝をよくすることもポイントです。
クラシックを聴いているときには、血液量が増え、体内のエネルギーがよく燃焼されるといわれています。そのため、ダイエット効率を高めるのに役立つ可能性があります。
血液量が増加して代謝がよくなると痩せやすい体となるため、食事中に限らず寝る前や通勤通学中でも聴くようにするとよいかもしれません。
また、ダイエットによってストレスを溜め込んでいると、自立神経が乱れて自暴自棄となり、暴飲暴食の衝動に駆られることもあります。
クラシック音楽はダイエットによって乱れた自立神経のバランスを整えてくれるため、ダイエットのモチベーションを維持したい方にもおすすめです。
理由3. テンポが緩やかなクラシック音楽は満腹中枢を正しく機能させ過食を防ぐ
人は食べ始めてから血糖値が上昇して満腹中枢が働くまでに、約15分かかるとされています。
また、食事中に聴く音楽のBPMが遅いものであるとき、一定時間あたりに人が食べ物を口へ運ぶペースは落ちるようです。[注2][注2]Fairfield University:The effect of music on eating behavior[英文/pdf]
ダイエット中の食事のお供にクラシック音楽を!
家ではそれほど食べない一方で、外食するとつい食べすぎてしまう原因は店内BGMの影響もあるかもしれません。
テンポが速い曲やリラックスできない曲を聴きながらの食事は、無意識のうちに食べすぎてしまう可能性があります。
一方、クラシックには食事のお供にふさわしい音楽が多くあります。
せっかくダイエットに挑戦するのなら、その効果をサポートしてくれそうな "クラシック音楽" を聴きながら食事をとるようにしてみてはいかがでしょうか?
心やすらぐ自然音と、美しいモーツァルトのクラシック曲が調和された「ヒーリングモーツァルト」から、Amazonでもベストセラーとなっている「0歳からの育脳クラシック【2枚組CD】」など、お薦めのクラシック音楽を、ぜひ試聴してみてください。
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