爽やかな風、フリーダムなハワイ時間…。

聞こえてくるのは、スラッキー・ギターの音色で綴られたゆるやかなカフェ・ミュージック。

“スラック・キー”はハワイ特有の伝統的なギター奏法のこと。

弦を緩ませたオープン・チューニングで奏でられるギターのメロディーは、トロピカルに香る南国の風やロマンチックに暮れゆく海辺の景色を想わせ、同時に解放的な癒しの空間へ私たちをいざなってくれます。

本アルバムには洋楽カヴァー曲のほか、ハワイの音楽を知りつくしたブライアン・ケスラーと、ユニット・メンバーであるスティーブン・ジョーンズの書き下ろし曲も多数収録。

前作同様、風が通りぬけるラナイでのんびり過ごしているような心地よさを感じていただけます。

本場ハワイから届いた、アロハ・スピリットあふれるリラクシンな一枚です。

■ブライアン・ケスラー(Bryan Kessler) 
アメリカ・フィラデルフィア生まれ。
‘80年代半ばに現在のハワイ・ホノルルに拠点を置き、‘92年に伝統的なハワイアン・ミュージックやハワイアン・レゲエにオリジナリティーを融合させた「ハワイアン・スタイル・バンド」を結成、ハワイにコンテンポラリー・ミュージックを確立させる。

解散後はソロで活躍し、ギター、ヴォーカル、コンポーザー、プロデューサーまでこなす。

素朴なメロディーに大自然が融合したハワイアン・ミュージックとハワイの伝統的なスラック・キー・ギターの後継者として知られ、ブルース、ジャズ、コンテンポラリー・ミュージックなど多様なプレイスタイルをみせるマルチ・アーティストである。