メンタルへルスケア導入企業紹介
株式会社帝国データバンク様

独自の情報力と調査力に基づき、従来の定型調査以外にも市場調査、アンケート調査、顧客データベースの構築・整備、電子商取引をサポートするサービスも展開している『株式会社帝国データバンク』。
長年にわたり蓄積してきたデータベースとノウハウ、そして全国に広がるネットワークを活かし、「信頼される情報パートナー」として多様化するお客さまのご要望に質の高い情報と幅広いサービスを提供しています。

今回は、株式会社帝国データバンクの
人事部人事課 相沢絵里さん、岡本奨太さん

にお話を伺い、メンタルヘルスケアの導入事例をご紹介致します。

情報を提供する
ことで理解を深める

Q:メンタルヘルス対策について教えてください。
2006年10月、EAP業者と契約しメンタルヘルス対策をスタートさせました。全社員に対してストレスチェックを行える環境を整え、管理職向けの研修を実施しました。一般社員に対しては、EAP業者と産業医の意見を参考に作成されたオリジナルのメンタルヘルス冊子を配布し、社内イントラで情報を定期的に提供することで知識と理解を深めております。 また、仕事だけでなく私生活の充実も大切だと考えており、週に1回「ノー残業デー」を設定し、定時で帰ることを推奨しています。

管理職の意識向上

Q:取組み後、社内の変化はありましたか?
社員がメンタルヘルスに対して高い意識を持つようになりました。特に、管理職の意識は向上しており、部下に対する気遣いや、コミュニケーションをとる場面が多くなったように思います。年2回実施している自己申告制度(異動希望、仕事に対するモチベーションなどの質問)の集計では、部下が上司からのサポート(コミュニケーション)を受けていると感じる割合が高くなってきています。研修や取組みの成果が少しづつ出てきており、風通しの良い職場環境になりつつあると実感しています。

場の雰囲気を和ませる音楽

Q:デラのCDはどのように活用していますか?
2009年4月から、ヘルスキーパー制度(マッサージルーム)を導入し、12時~20時まで利用できます。弊社の定時は8時30分~17時5分なので、お昼休みから勤務後に利用できるよう時間設定を工夫しております。本社のほか、全国の社員も利用できるため、アポの合間、本社付近の仕事後に活用しており、常に予約がいっぱいの状況です。
デラさんのCDは、このマッサージルームでBGMとして利用しています。ヘルスキーパーもマッサージを受けている方も、音が何も無いと静か過ぎて緊張するようで、BGMがある事で部屋の雰囲気が和らぎリラックスできると話していました。通常は、ヘルスキーパーがBGMをセレクトしていますが、マッサージを受ける方が自ら好きなBGMを選び施術を受けている事もあるようです。

一次予防の強化

Q:今後のメンタルヘルス対策の目標を教えてください。
現状の取組みは、ニ次・三次予防の対策がメインとなっているので、今後は、職場改善を行いつつ、心の健康問題を発生させないよう一次予防にも力を入れていきたいと考えています。一次予防のひとつとして、音楽を取り入れてリラックス・気分転換する事も効果的だと思いますので、デラさんから頂いたCDのレンタル活用も考えていこうと思っております。

株式会社帝国データバンク

http://www.tdb.co.jp/