株式会社デラが環境省と
国立公園オフィシャルパートナーシップを締結

初年度の取組として、日本の国立公園で自社収録した自然音によるアルバムのリリースと、 自然音のリラクゼーション効果に関する検証結果を発表。

 

国立公園オフィシャルパートナーシップを締結

株式会社デラは、環境省と企業が相互に協力して、国立公園の魅力を世界に向けて発信し、国内外からの国立公園利用者の拡大を図ることを目的としたプログラムである国立公園オフィシャルパートナーシップを、20231221日に締結致しました。

12回 国立公園オフィシャルパートナーシップ締結式

(前列中央:伊藤信太郎環境大臣)

 

国立公園の音の魅力とその健康効果について発信

 本プログラムにおいて株式会社デラは、これまでに日本各地の国立公園で収録した自然音を活用し、「音」の魅力を発信するとともに、継続的に国立公園の自然音を記録して参りたいと考えております。また、ヒーリングミュージックの老舗レーベルとしてこれまでに培った、音が心身に及ぼす影響の検証ノウハウを生かし、自然音が我々の心身に及ぼす様々な影響を調査、発信して参ります。

 

↓国立公園を中心に各地の自然音をCDや配信でお届けしている「ネイチャー・サウンド・ギャラリー」シリーズ↓

https://www.della.co.jp/collections/naturesoundgallery 

 

↓専門家監修のもと音が心身に与える影響に関する研究データや検証を取り入れた「メンタル・フィジック」シリーズ↓

https://www.della.co.jp/collections/mentalphysicseries

 

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■国立公園で自社収録した自然音によるアルバムを1221日に配信リリース
 国立公園オフィシャルパートナーシップ初年度の取組として1221日に、国立公園で自社収録した自然音によるアルバム『ネイチャー・サウンド・シンフォニー~リラックスへと導く国立公園の自然音』を、国内外に向けて配信リリース致しました。

 本アルバムは、これまでに株式会社デラがCDもしくは配信リリースした作品の音源を再編集し、全国12カ所の国立公園の自然音を収録しております。日本最東端の国立公園である知床国立公園から、最西端の西表石垣国立公園までを収録し、その多様性を音から聴くことができます。

↓ストリーミング、ダウンロードはこちらから↓

各音楽配信サービスリンク: https://lnk.to/DLNS-217

[商品情報]

商品名: ネイチャー・サウンド・シンフォニー~リラックスへと導く国立公園の自然音

アーティスト: ネイチャー・サウンド・ギャラリー

収録時間: 74分(全12トラック)

JAN: 4961501653880

商品番号: DLNS-217

発売日: 20231221()

発売元: 株式会社デラ

 [収録トラック]

  1. 縄文杉~夜明け (屋久島国立公園)
  2. 渡嘉志久 (慶良間諸島国立公園)
  3. 小鳥のさえずり (妙高戸隠連山国立公園)
  4. 樹木をわたる秋風 (富士箱根伊豆国立公園)
  5. 大村海岸~波と珊瑚砂 (小笠原国立公園)
  6. 小流~湯湾岳 (奄美群島国立公園)
  7. 渓谷沿いの虫たち (秩父多摩甲斐国立公園)
  8. フローズン波 (知床国立公園)
  9. 水と小鳥の戯れ (十和田八幡平国立公園)
  10. 白糸の滝~西側 (上信越高原国立公園)
  11. 水のしらべ (日光国立公園)
  12. 夜~森は眠らない (西表石垣国立公園)

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■東北大学加齢医学研究所 瀧靖之教授監修のもと自然音のリラクゼーション効果を検証
 上記アルバム『ネイチャー・サウンド・シンフォニー~リラックスへと導く国立公園の自然音』の収録トラックを使用し、株式会社デラ内の調査機関であるサウンド・ウェルネス・ラボは、東北大学加齢医学研究所教授で東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター長の瀧靖之氏監修のもと、脳情報活用前提社会の実現を目指すブレインテックスタートアップである株式会社CyberneXの協力を得て、自然音のリラクゼーション効果について検証致しました。

 本検証では、20歳から58歳の健康な成人10 (男性7/女性3)を被験者として、株式会社CyberneXが展開するイヤホン型脳波計測機(XHOLOS)およびその解析ツール(α Relax Analyzer)と、二次元気分尺度を測る心理検査「TDMS-ST」を用いて、自然音聴取前後のリラックス度等の変化を調査致しました。その結果、自然音の聴取によって全体の8割の被験者においてリラックススコア平均値が高まり、心理検査においてリラックス度合を示す安定度が高まったことから、自然音の聴取は多くの人にとってリラクゼーション効果がある可能性が示されました。

[監修者 瀧靖之教授のコメント]

近年の多くの研究から、自然の中に入ることで心身がリラックスできる事が明らかになっています。この理由として、視覚から得られる様々な自然の景色、自然の中の音の「ゆらぎ」等に効果があるためと言われています。今回、この自然音を聴取することで本当に心身のリラックスに効果があるか検証しました。その結果、8割の被験者の気持ちの安定度、7割の被験者の快適度が高まったことが明らかになりました。このように、自然環境は私たちの五感に訴えて多くの効果を与えますが、自然音の聴取もリラックスに有用であることが明らかになり、今後は更に自然環境の有用性を明らかに出来ればと考えています。