【癒ログ】音楽のある生活
~音楽を聴きながら仕事をする①~脳内変化編

私たちは普段、リラックスや心地よさを求めて音楽を聴く方が多いと思います。

以前の投稿で作業用のおすすめ音楽などもご紹介してきましたが、今回は音楽を聴きながら仕事をすると効率がアップする、というお話しです。

音楽が脳に与える影響から、聴きながら仕事をするのにおすすめの音楽まで、音楽と脳と仕事の関係に迫ります。

あなたは仕事をするとき音楽を聞く派?聞かない派?

【癒ログ】音楽のある生活 ~音楽を聴きながら仕事をする①~脳内変化編

みなさんは、音楽を聴きながら仕事をしたいですか?それとも音楽は仕事中はNGでしょうか?

仕事中の音楽肯定派の人は、音楽を聴きながらだと仕事がはかどると考え、否定派の人は音楽が流れていると気が散ると考えています。

しかし、どうして人によって音楽が気になる人と気にならない人がいるのでしょうか?

これは音楽を認識している脳の部分が違うから。

同じ曲でも人によって感じ方が違います。

またその曲を知っている度合いも違います。

このような音楽に対する温度差によって脳で認識する場所が変わるのです。

音楽と仕事の関係の研究

音楽と勉強や仕事の関係についての実験、研究は昔からたくさん行われてきてます。

例えば古くは1937年のワイアッツとラングドムによる実験では音楽を聴きながら反復作業を行うと1日の生産量がアップしたという結果がででいます。

日本でも色々な工場でBGMを流すことによって生産量のアップ、ミスの減少という数字上での効果がでています。

また興味深いのは昔の研究では音楽を流すと作業効率が落ちるか変わらないというネガティブな結果がでていたのが、年を経るごとにポジティブに変化していることです。
これは私たちの生活や社会の変化により、音楽との距離感が縮まってきたからだといわれています。

【癒ログ】音楽のある生活 ~音楽を聴きながら仕事をする①~脳内変化編

右脳と左脳の話

私たちの大脳は左脳と右脳の2つに分けられます。

左脳が言語など論理的に考えることを担っているの対し、右脳は感覚を部分を担っています。

音楽は右脳に作用します。右脳で音楽の情報を感知し手いる場合、左脳を使う余裕が十分あるのです。

しかしこれは楽器のみのインストゥルメンタルの曲に限ってのこと。
歌詞入りの曲では、歌詞が言語情報として左脳に伝わります。

例えば、仕事で何か難しいテーマを考えなくてはいけない場合、左脳がフル回転する必要があります。

その場合もし歌詞入りの曲を流してしまうと左脳はその歌詞の理解にも使われてしまうので、仕事のほうに100%能力を発揮することができなくなってしまいます。

これでは仕事に集中できませんね。その時その時で、合った音楽を取り入れたいものですね。

今日は『音楽をかけながら仕事をすること』について、これまでの捉えられ方や経緯、脳内といった角度から見ていきました。

明日は、このお話をもとにどんな音楽がいいのか、おすすめ楽曲をご紹介します♪
どうぞお楽しみに!