世界中のママが御用達!子供の寝かしつけ音楽【5選】

世の中のお母さんにとって難題なのは、子供を寝かしつけることではないでしょうか。

なかなか寝てくれない子供を寝かしつけるのは一苦労。そんな時に音楽の力を借りてみてはいかがでしょう。

今回は、寝かしつけにぴったりな音楽の中でも世界で有名な子守唄を5選、ご紹介します。

母の愛あふれる「シューベルトの子守唄」

Portrait of young mother covering little sleeping girl with blanket

ドイツの作曲家シューベルトによる「シューベルトの子守唄」。
「眠れ 眠れ 母の胸に」という日本語の歌詞は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

子供への愛情がストレートに伝わってくる、優しいお母さんのイメージそのままの穏やかな子守唄です。

覚えやすいので寝かしつけの時にもすっと口から出てきますよ。

シューベルトが15歳の時に亡くなった母親への思いが込められた音楽なんですよ。

これを19歳で発表しているというのですから、彼の才能のすごさにもびっくりしますよね。

世界中で愛される子守唄「Rock A Bye Baby」

18世紀後半にイギリスで出版された伝承童謡音楽「マザーグース」の中に登場する有名な子守唄が「Rock A Bye Baby」です。

子供が眠りに落ちやすそうな優しいメロディは、お母さんにも覚えやすいですよ。 鼻歌で歌ってあげても寝かしつけにいいかもしれませんね。

実は、この曲の歌詞には少しずつ変わったバージョンがあります。

元々は木の枝に吊られたゆりかごは、風が吹いて枝が折れたら落ちてしまうよという歌詞だったのですが、 今では、落ちてしまってもママがちゃんと受け止めるから大丈夫よ、という歌詞が付け加えられているものもあります。

意外な歌詞だった!?「キラキラ星」

first quarter moon in starry night with clouds

私たちが親しんでいる「キラキラ星」の音楽は、「きらきら光る お空の星よ」という歌詞ですよね。
幼稚園や保育園、小学校では必ず歌っていると思います。
親しみやすいメロディは頭に残りますし、星は夜を連想させるので、寝かしつけの時に歌うのにぴったりです。

この「キラキラ星」、本来はフランスで歌われていたものなんです。
タイトルも「Ah! Vous dirais-je, Maman(あのね、お母さん)」といい、歌詞の内容も星のことではなく、恋の歌なんですよ。
さすがフランス、子供の時から恋愛に親しんでいるんだなと感心してしまいますね。
これをイギリスの詩人が「The Star」として「Twinkle, twinkle little star…」という詩にしたことから、いま私たちが親しんでいる「キラキラ星」ができ上がったんです。

子供が絶対寝てくれる!「ララルー」

Adorable little child girl sleeping in the bed. Quiet sleep quiet starry night.

ディズニー映画「わんわん物語」の中で、ヒロイン犬・レディの飼い主であるディア夫妻に赤ちゃんが生まれ、奥さんが歌って聞かせているのが「ララルー」です。

とても静かでゆっくりとしたメロディで、子供は絶対寝てくれるはず。子守唄としての鉄板ソングではないでしょうか。

「ララルー ララルー 森の小鳥さん 夜が来ました」と始まり、「みんな みんな ねんね」で終わる歌詞は、いまは少し変わっているものもあるようですが、やはり初期の素朴なものが素敵でいちばん合っていると思います。

読み聞かせの絵本のような雰囲気もあるので、寝かしつけで歌っていると、子供が大きくなっても音楽が記憶に残るのでは?

日本ではいちばん有名!「ななつの子」

作詞:野口雨情、作曲:本居長世による「ななつの子」は、日本の子守唄・童謡ではダントツの認知度ですよね。

「カラス なぜなくの」という歌い出しを聞いたことがない方は本当にまれだと思います。

日本ならではの少し哀愁を帯びたメロディが印象的ですね。

個人的には、この歌で背中をトントンとして寝かしつけてもらっていたのが記憶に残っています。

「可愛いななつの子がいるからよ」という歌詞の「ななつ」が、「七歳」なのか「七人の子供」なのかははっきりとしていませんが、
そうした少しの謎もひっくるめて、歌い継がれ語り継がれていってほしい、日本らしさを感じさせる音楽だと思います。

まとめ

寝かしつけには音楽の力を借りてみる!
子供の寝かしつけは大仕事ですよね。一日中家事や育児に追われる親にとっては、一日の終わりは穏やかに過ごしたいもの。

そんな時には音楽の力を借りてもいいと思います。そんな時にはこれらの子守唄をそっと歌ってみてはいかがでしょうか。