【癒ログ】赤ちゃんに聴かせたいクラシック音楽♪その効果は?

赤ちゃんに聴かせたい音楽といえば、クラシック。

ところでクラシックといっても色々な曲があります。
一般的なクラシックのイメージの静かで落ち着いた曲ばかりではなく、うきうき楽しくなる曲もいっぱい!

クラシック音楽の5つの効果別にそれぞれおすすめの曲をセレクトしました。

効果その1:いらいらを抑える


クラッシック音楽の効果その1は、心やからだを落ち着かせる沈静化です。 赤ちゃんがいらいらしているときには、穏やかな雰囲気のクラシック曲をかけてみましょう。 おすすめ曲は子供向けコンサートでもよくとりあげられる、サン・サーンスの「白鳥」。 ピアノの伴奏のもと、チェロがエレガントな癒しの旋律を奏でる美しい作品です。 美しくゆったりとしているだけではなく、どこか堂々としたチェロの音色は、まさに湖面を白鳥が優雅に泳いでいくイメージです。

効果その2:不安を消し去る


クラシック音楽の中には、聴いていると安心感をもたらす曲が多くあります。

赤ちゃんは、環境が変わったり、大きな音がしたり、ママがちょと遠くに離れたりなど、ちょっとしたことで不安になります。
そんな赤ちゃんの不安な気持ちを少しでも和らげることができるように、とセレクトした曲はヘンデルの「オン・ブラ・マイ・フ」です。

ママの声が大好きな赤ちゃんは、女性の歌声の曲も大好き。
おすすめの歌手はキャスリーン・バトル。
清らかな歌声が赤ちゃんを優しく包み込みます。彼女の声を聴くと、赤ちゃんの不安も軽減されます。

効果その3:活力を与える


静かにリラックスしたいときにクラシックというイメージがありますが、テンポが早く、音量やメロディーの変化がダイナミックな曲は、元気を与える効果があります。 元気が出るクラシックとして一押しなのは、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク 1楽章」です。 心やからだを活性化させる楽しい曲なので、朝に赤ちゃんといっしょに聴きたいですね。 また気に入っていたおもちゃが壊れてしまったなど、ちょっと悲しくなってしまっているときの気分転換にもおすすめ。 逆に寝る前には厳禁の曲です。

効果その4:集中力を高める


クラシック音楽の持つ効果の4つめは、集中力を高めるという点です。

中でもバロック時代の音楽は集中力向上の効果ありという研究結果も出ているように、何か作業をしている時のBGMにぴったりです。
ということで、おすすめはバロックといえばバッハの作品から「G線上のアリア」を選びました。

紙にいたずら描きをしたり、絵本をながめた眺めている赤ちゃんの行動は、私達大人にとっては特に注意を払うべきものとは思えないでしょう。
しかし、この何気ない行為が赤ちゃんにとっては立派な仕事なのです。

何かに赤ちゃんが夢中になるということは、素晴らしいことです。
そんな時は、静かにこの曲を流してあげてはいかがでしょうか。

効果その5:雰囲気を盛り上げる


赤ちゃんがいるパーティーのBGMには、ついディズニーやアニメソングを流してしまいがちですが、
クラシック音楽もちゃんと、楽しい雰囲気を盛り上げる効果をもっているのです。

クラシックでも雰囲気盛り上げ曲といえば、明るくて楽しい作品です。
楽しい曲としてセレクトしたのはフランスの作曲家、シャブリエの狂詩曲「スペイン」。

シャブリエは国家公務員でしたが、音楽家の道を目指し脱サラしました。
脱サラ当時夫人と旅行したスペインの情熱的な音楽をインスピレーションとして作ったのがこの作品です。

スペインの陽気な雰囲気と、音楽家として第二の人生を歩み始めた喜びと希望が感じられるポジティブな作品です。

子育てにはクラシック音楽の5つの効果を利用しよう


クラシック音楽は、静かな曲、にぎやかな曲、テンポの速いもの、遅いもの、楽しげな作品、悲しげな作品、など
いろいろな雰囲気のものがあるのが魅力です。

赤ちゃんとの毎日は変化の連続。
クラシックなら、その時々の赤ちゃんの雰囲気にあわせて曲を選ぶことができます。

今回の代表的なクラシックの5つの効果、是非利用してみてください。