今年は「クラシック音楽デビュー」してみませんか?
科学的に証明された効果も!
新しい年を迎え、今年から何か新しいことを始めようと考えている方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、新しく趣味などを始めるには、色々な準備が必要だったり、費用がかかったりすることも。
そんな時には、手軽に始められる音楽鑑賞はいかがでしょうか?
特に、クラシック音楽には脳や心に働きかける効果が高く、聴くだけで様々な作用が期待できると言われています。
今回は、クラシック音楽デビューのススメとして、その効果などを詳しくご紹介します!
クラシック音楽とは?
クラシック音楽という言葉は知っていても、そもそもどんな音楽なのか知らないという方もいるのでは?
「クラシック」という言葉は、「古典的」という意味。クラシック音楽は一般的にはヨーロッパを中心とした西洋の芸術音楽を指します。
具体的には、17世紀から19世紀ごろにつくられた音楽のことで、この期間に活躍した音楽家として、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどが挙げられます。
クラシック音楽は一般的に格式が高いとか堅苦いと思われることも多いですが、 CM、ドラマのBGM、携帯電話の着信音など、日常生活の中で多く使われています。実は、無意識によく耳にしているかもしれませんよ。
クラシック音楽の効果とは?
音楽を聴くことで、様々な効果があることが科学的にも実証されていますが、中でも、クラシック音楽は、より脳や心に与える影響が大きいと言われています。その理由は、クラシック音楽には幅広い周波数を使い、ストーリー性あふれる複雑な構成の楽曲が多いから。
人間の脳はこのタイプの楽曲を好み、聴くことにより脳が適度に刺激されるため、リラックス効果や脳の活性化などの効果が期待できるのです。
では、具体的にどんな効果があるのか詳しく解説していきます。
α波によるリラックス効果
「α波」とは、リラックスしている時に多く発生する脳波のこと。α波は「1/fゆらぎ」という周波数の物理現象から生まれます。「1/fゆらぎ」とは、不規則性と規則性がほどよく調和する状態のこと。
「規則的な音」に「予測できない音」がほどよくミックスされることで、心地よさが生まれます。
クラシックの楽曲はこのゆらぎを多く持っているため、α波を誘発し、リラックス効果が期待できるのです。
自律神経のバランスを整える
クラシック音楽は、緻密な計算で論理的に組み立てられています。その構成力が、脳を適度に刺激しセロトニンやアセチルコリンなどの神経伝達物質の分泌を促します。
セロトニンは心を落ち着かせて自信を持たせ、アセチルコリンはイライラした気持ちを静める働きがあるとされています。
これらのホルモンの影響で、乱れがちな自律神経のバランスが整う効果が期待できます。
やる気をアップさせ集中力を高める
また、クラシック音楽は、「A10神経」を刺激しやすいといわれています。「A10神経」とは、「ドーパミン」の分泌を司る神経器官。刺激されることで、心地よさや幸福感を感じさせる「ドーパミン」が分泌され、気分が高揚してやる気がアップしやすくなります。
さらに、先ほども解説したように、クラシック音楽によくみられる「1/fゆらぎ」には精神を安定させてくれる効果があります。
仕事や勉強に集中するには、精神が安定していることがとても重要。
特に、音階の上がり下がりが緩やかで、テンポのいい楽曲が集中力を高めるために効果的です。
脳を活性化させる
クラシック音楽では、さまざまな楽器が使われ、それぞれに演奏できる音域が異なります。
例えば、ピアノは音域が広く、ピッコロ、フルートやバイオリンなどは、音域が狭めですが、高い周波数が出せます。
太鼓
やバスーン、チューバは低い音を出すことが可能。
クラシック音楽のような幅広い音域・周波数の音楽を聴いたり、振動として身体で感じたりすることは、脳を活性化させる効果があるといわれています。
初心者は品質の高い楽曲を選ぶことが重要
色々な効果が期待できるクラシック音楽。
ただし、同じ楽曲でも指揮者や演奏家によって印象や音質が変わるので、信頼できる指揮者や演奏家のものを選ぶことが大切です。
同じ楽曲でも選ぶ場合も、高品質なものをセレクトすることで、リラックス効果や脳の活性化が期待できます。
そんなあなたの気持ちに寄り添う、癒やしのリラクシング・ピアノ・アルバム。
誰もが耳にしたことのある定番曲から、近年注目を集めている話題曲まで、ヒーリング・クラシック音楽を贅沢に16曲も収録した渾身の一枚。
スロー・アレンジされた名曲が、あなただけのやすらぎの時間を彩ります。
演奏とアレンジを担当したのは、「ナチュラル・クラシック」の提唱者として今注目を集めているピアニスト・豊田裕子。
一音一音、心を込めて丁寧に紡がれる彼女のピアノの音色は、あたたかみと透明感のある清らかな響きを感じさせます。
さらに、本作はなんとクラシック音楽の本場、ウィーンのスタジオでの録り下ろし!
社会の喧騒や日常から逃れてホッと一息つけるひとときは、あなただけの満たされた時間。
微細なニュアンスまで美しく表現されるピアノは、混じり気がなく、穏やかで優しい安心感を与えてくれるでしょう。
近年になり、フランス人医師アルフレッド・A・トマティス博士の研究報告をはじめとする様々な科学的証明により、音や音楽にヒーリング効果があることが認知されてきています。
日本でもクラシック音楽は、BGMとして活用されるとともに音楽療法のひとつとして、不眠症の緩和やストレス病予防、認知症の改善、胎教などにも広く役立てられています。
寂しい時、疲れた時、悲しい時、心にそっと優しく触れるピアノのメロディーに、本物の自然界のサウンドを融合したのが、このアルバムです。
小川のせせらぎ、波、小鳥たちのさえずり、風に吹かれる樹木や虫の声……。
自然界の音は、”1/fゆらぎ”という規則的ではない特有のリズムを持っていて、それが私たちのストレスを解消したり、心身のバランスの調整をしてくれるのです。
さらに、自然音には高周波がたくさん含まれているので、実際に自然にふれた時と同じように心が浄化され、穏やかな気持ちにしてくれます。
どうぞ目を閉じて、なるべく静かな場所で音楽に身を委ねるようにしてお聴き下さい。
録音:1958~1967年 ※一部音源に起因する雑音等が目立つ箇所があります。
2016年5月に生誕150年を迎えたサティ。
“音楽界の異端児” と呼ばれる一方 “現代音楽の祖” とも称される彼の音楽は、簡潔な表現と何にもとらわれない奔放な作風で聴く人の心を捉えます。
「ヒーリング・サティ」は、サティの繊細で美しい音楽にピュアな水の自然音を融合した癒しのアルバムです。
どこか物憂げで淡々と紡がれる旋律、その合間から聞こえてくる波の音やせせらぎ…、それはまるで、無意識の世界に誘われるような不思議な感覚。
ゆっくりと静かに満たされる、至福の時間をお楽しみいただけることでしょう。
演奏:クラーラ・ケルメンディ (ピアノ)
ナンシー歌劇場交響楽団/指揮:ジェローム・カルタンバック
クラシックは大人だけではなく、大切なお子様の情操教育に最適!
日本は左脳教育が中心ですが、人間の能力は右脳と左脳をバランスよく使うことで真に発揮されます。
右脳を活性化させると、直観力、イメージ、ひらめきなどが引き出され、記憶力や集中力も発揮されます。
このCDは、「Disc-1:右脳に働きかけるクラシック」と「Disc-2:優しい心を育むクラシック」の2枚組CDで、右脳を刺激すると同時に、ごく自然に心身をリラックスさせます。
子供たちの才能を引き出し、“天才脳”を創るためのサポート的役割を担うCDツールの登場です◎
●監修:児玉光雄(鹿屋体育大学教授・右脳開発トレーナー)
●指揮:フィリップ・アントルモン
●演奏:ウィーン室内管弦楽団
●ピアノ:イディル・ビレット
楽しみながらクラシック音楽を
今までクラシック音楽に関心がなかった人も、新年という新しい節目に、クラシックデビューしてみてはいかがでしょうか?
疲れたなという時に癒されたり、集中したい時に役立ったりするかもしれません。
まだまだ知られていない名曲もたくさんあるので、お気に入りの作曲家を見つけてみるのもいいですね。
クラシック音楽を取り入れた生活を、ぜひ楽しんでみてください!