眼精疲労にはストレスや寝不足も関係!
自宅で改善するための3つのポイント
眼精疲労の原因は「目を酷使したせい」だけではなく、ストレスや寝不足も原因になります。
「目がかすむ」「頭痛や倦怠感がある」そんな辛い毎日をお過ごしなら、まずはご自宅で十分にリラックスして、心身を癒やしてみてはいかがでしょう。
もっと元気で快適な毎日のため、眼精疲労の原因と、眼精疲労を自宅で解消するための3つのポイントをご紹介します。
眼精疲労はストレスや寝不足でも引き起こされる
まず、眼精疲労の症状は目の疲れだけではありません。頭痛や肩こりが眼精疲労からきていることもあります。
眼精疲労の症状を目の症状と身体症状に分けると下記のようになります。
【目の症状】
- 目が疲れる
- 目がかすむ
- 目が重い
- 目が痛い
- 目が充血する
- 涙が出る
- 頭痛
- 吐き気
- 肩こり
- めまい
- 倦怠感
ではそんな辛い眼精疲労の原因を探ってみましょう。
お仕事でパソコン画面をずっと見る方や、スマホの使用時間が長い方は「目の使い過ぎかな」とまず思うところですが、実は原因はそこではないかもしれません。
人間関係や仕事や勉強など、日常的にストレスを抱えている方も眼精疲労になる可能性があります。
何故なら、人間は過度なストレス状態に慢性的にさらされると、睡眠の質も悪くなり、自律神経が乱れるといわれているためです。
ストレス状態では自律神経の交感神経が優位となります。交換神経優位の状態では脳が覚醒状態となり、十分リラックスできずに睡眠不足になり、疲労が回復しないことになってしまいます。
また、目のピント調節は自律神経が関係していますが、ストレスで交感神経が働き続けると、自律神経が乱れてピント調節にも乱れが生じます。
ピント調節が乱れていては眼精疲労が起きるのも納得ですね。また、ピント調節が上手くいかないことがさらにストレスとなってしまいます。
つまり、慢性的な眼精疲労の方は、
ストレス・睡眠不足→自律神経の乱れ(交感神経優位)→眼精疲労→ストレス
という悪循環が起きているかもしれません。
改善するためにはやはりリラックスして心と目を休めることから始めましょう。
ポイント1. α波を誘発するとされるヒーリング音楽の力で十分なリラックス
心と目の疲れを癒やし、心身のバランスを整えるため、リラックスタイムにヒーリング音楽を取り入れてみましょう。
「心地良い音楽で気分が良くなる」ことは多くの皆さんが経験していますね。
ヒーリング音楽には脳のα波を誘発する効果があるといわれていますが、α波は覚醒と睡眠の間のリラックスしている状態の時に検出されることが分かっています。
ご自宅での休息時間にパソコンを見るのはやめ、かわりにソファにゆったり座って目を閉じ、ヒーリング音楽を流してみましょう。
深いリラックスの時間を作ることができますよ。
さらに、α波には自律神経のバランスを整える効果が期待できます。α波が出ると副交感神経の働きが高まり、過剰に働いていた交感神経が落ち着いてきます。
このように自律神経が整うことは、眼のピント調節を正常にし、眼精疲労の解消に効果が期待できますよ。
ポイント2. 睡眠前にヒーリング音楽を聴いて睡眠の質を上げる
睡眠不足の状態では物がかすんで見えることもあります。これは、睡眠不足が下記のように目に影響するためです。
- 目の網膜から脳への情報の伝達スピードが低下
- ピント調節能力の低下
睡眠前にヒーリング音楽を聴き、スムーズな入眠と質の良い睡眠を確保するようすれば、これらの症状に効果が望めます。
睡眠の30分前からヒーリング音楽を聴くと良いでしょう。音量は40デジベル以下に抑え、遠くからゆったりと美しい音楽が流れてくる状態で聴くようにすると良いですね。
質の良い睡眠は視神経や目の周辺の筋肉をリラックスさせます。
適度で質の良い睡眠をとることで、視界がスッキリしてくることを感じるでしょう。
ポイント3. マッサージしたり目を温めたりして血行促進
目や目の周りを温めることも眼精疲労に効果があるとされています。
温めることで血行が良くなり、目の周りの筋肉の疲労物質が取り除かれ、筋肉が柔らかくなります。温めるアイマスクや、蒸しタオルを利用して目を温めてみましょう。
また、マッサージにも血流を促し筋肉の緊張をほぐす効果があるといわれています。眉毛の延長線上にあるくぼんだ部分を数秒押して離す、ということを何回か繰り返してみましょう。
全身の血流を良くするためには湯船にゆったり入ることもおすすめです。
この時にヒーリング音楽を流してみても、心地良いリラックス効果が得られそうですね。
眼精疲労解消のためには音楽の力も借りて目と心を休ませる
リラックスタイムを作るのも難しいのが現代です。
でも、眼精疲労のない快適な毎日のためには、少しだけ意識してリラックスの時間を作ってみてはいかがでしょうか。
癒やしの音楽が流れる空間で休息したら、もっと元気な毎日が待っているかもしれませんよ。