肩の力を抜いてリラックス!
「ヒュッゲ」なクリスマスの過ごし方
毎年盛大に祝われるクリスマス。
大切なイベントだからと準備に張り切り過ぎてしまい、終わった後に疲れてしまったことはありませんか?「今年は肩の力を抜いてクリスマスを過ごしたい」そんな方におすすめなのが、北欧・デンマークの「ヒュッゲ」の概念を取り入れたおこもりスタイル。
肩肘張らない心地よいクリスマスの過ごし方をご紹介します。
欧米と日本でだいぶ違う!クリスマスの過ごし方
日が暮れるのが早くなるにつれ、寒さも厳しくなってきた今日このごろ。
キラキラと輝くイルミネーションが街に灯りはじめ、鈴の音が聴こえてくるようになると「もうすぐクリスマスか...」と実感するものです。
日本では、クリスマスは宗教行事ではなくイベントとして楽しむ人がほとんどですが、そもそもどのように過ごすものなのでしょうか?
キリスト教徒が多いヨーロッパにおける過ごし方と、日本での過ごし方を比べて見てみましょう。
欧米のクリスマスは4週間前からはじまる!
クリスマスは、12月25日のイエス・キリストの降誕を祝う祭りのこと。4世紀に確立した長い歴史を持つ祝祭で、クリスマスカラーの緑は強い生命力を表す常緑樹、赤はイエス・キリストが十字架にかかったときに流した血を象徴しているそうです。
クリスマスが発祥したヨーロッパでは、クリスマス4週間前から当日までの期間を大切に過ごします。
例えばクリスマスマーケット発祥の地・ドイツでは、街のいたるところでイベントが開催され、家庭ではアドベントカレンダーでクリスマスまでの日にちを数えたり、アドベンツクランツで毎週日曜日に火を灯すろうそくを増やしていったり、シュトーレンを作って少しずつ食べたりしながら、クリスマス当日が来るのを待ちます。
そして多くの人々がクリスマス休暇を取り、商店もお休みに。自宅でパーティーを開き、食卓には七面鳥などのご馳走を並べ、家族や親戚など大切な人たちとともに過ごします。
また、クリスマス後も飾り付けをしばらく飾っていることが多いといいます。
日本でのクリスマスの過ごし方
一方で日本におけるクリスマスは商業イベントとして取り入れたもの。カップルは人で賑わう街の中をデートしたり、奮発して豪華な食事やプレゼントを用意したり、ファミリーはフライドチキンやケーキを予約したり…。
そしてクリスマスが終わった途端に、年越しとお正月モードに切り替わるのです。
癒しのクリスマスを過ごすなら「ヒュッゲ」を取り入れよう
日本の12月は、忘年会や挨拶回り、年末の大掃除や年賀状づくり、新年を迎えるための準備などに追われる人が多く慌ただしくなりがちな月です。
クリスマスの時こそ肩肘張らずにゆっくり過ごしたいという方は「ヒュッゲ」という概念を取り入れてみてはいかがでしょうか?
デンマーク特有の概念「ヒュッゲ」
「ヒュッゲ(Hygge)」とは、デンマーク人が大事にしている時間の過ごし方や心の持ち方をあらわす言葉。その概念は抽象的で、ほっこりと癒される居心地のいい時間や、そのような時間を通して感じられる深い満足感や幸福感のこともヒュッゲにあたります。
国連が毎年行う世界幸福度調査ではデンマークが世界一に輝いたこともあり、その理由のひとつにヒュッゲがあるのではないかと言われています。数年前からはデンマーク特有のヒュッゲの精神を見習おうと世界的にブームになり、日本でも注目を集めています。
ヒュッゲで叶えるくつろぎのクリスマス
デンマークでヒュッゲという概念が生まれたのは、冬の厳しい寒さがあるからと言われています。親しい人を家に招いて料理や暖かい飲み物を用意し、室内でくつろぎながらのんびり過ごすことでヒュッゲを見出します。
このように、ヒュッゲを目指して大切な人とクリスマスの時間を共にすることこそ、贅沢な過ごし方だと言えるでしょう。
音楽でさらに癒しのクリスマスに
室内でくつろぎながらヒュッゲなクリスマスを過ごすなら、リラクゼーション効果抜群のBGMを取り入れるのもおすすめです。
たとえば「α波オルゴール~メリクリ・ぼくがいるよ。」は、「クリスマス・イブ」(山下達郎)や「恋人がサンタクロース」(松任谷由実)、「WINTER SONG」(DREAMS COME TRUE)など定番の名曲はもちろん、「メリクリ」(BoA)や「粉雪」(レミオロメン)、「クリスマスソング」(back number)など近年のヒットソングも収録。オルゴールの優しい音色に癒されながら、クリスマスソングを聴くことができます。
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α波オルゴール~メリクリ・ぼくがいるよ。
より優雅にクリスマスソングを楽しみたい方は、「リラクシング・ピアノ~クリスマス・コレクション」もおすすめ。定番のクリスマスソングだけでなく、ワム!やマライア・キャリーの人気クリスマスソングも収録。ちょっぴりJazz風にアレンジされたピアノの音色で、ゆったりとした時間を過ごしましょう。
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