保育園生活が始まったら、授乳はどうする?

もうすぐ4月。新年度がスタートします。
さて、この春から赤ちゃんを0歳児で保育園に預け、仕事に復帰する予定の人もいらっしゃることでしょう。早い人で産休育休明けの2ヵ月からの人もいるかもしれません。



保育園に預けるなら、卒乳しなければならないかしら?乳腺炎にならないかしら?と不安も多いことでしょう。
でも、大丈夫です。

今回はまず「保育園に預けても母乳育児はあきらめなくてもよい」ということをお伝えしたいと思います。

おっぱいタイムは、赤ちゃんとのスキンシップタイム


保育園生活が始まり、平日の日中はミルクや冷凍母乳になっても、お迎えに行く夕方~翌朝まで、あとは土日はおっぱい生活をしている先輩ママもたくさんいます。
母乳分泌が良い人は仕事場で搾乳をしたり、冷やしたりすることもあるかもしれませんので、会社に相談しておき、事前に搾乳できる場所を確保しておいたり、自分にあった搾乳アイテムを準備しておいたりできるとより安心ですね。
仕事中のおっぱいの張りをやわらげるハーブティーなどもあります。

そして、赤ちゃんと一緒に過ごせる朝や夕方は、十分たっぷり吸わせてください。
そんな生活を続けていくと、ママはおっぱい、保育士さんの時はミルクなんだな、と赤ちゃんでも学習していきます。

人によっては日中吸われないことで、おっぱいへの刺激が少なくなり、徐々に分泌が落ちる人もいますが、その時はその時でどうするか考えましょう。マッサージやハーブの力を借りるなど、さまざまな方法があります。



赤ちゃんにとってもママにとっても、スキンシップがとれる「おっぱいタイム」は大切な時間です。

ミルクか母乳か、どちらかにしなければならないということはありません。ママのスキンシップもかねて、出来るだけ吸わせられる機会があれば吸わせてあげてください。

ママもおっぱいを吸われることにより、仕事モードからママモードにスイッチが切り替わります。

復職したら現場の保育士さんと相談していきながら、離乳食の食べ具合、夜の夜泣きなども総合的に加味して、おっぱいライフを楽しめたらよいですね。

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