ゆれるキャンドルの炎で、スローな癒し時間を。キャンドルナイト情報も!

秋の深まりとともに、暖かなぬくもりが恋しい季節がやってきましたね。

今、「焚き火」が見ているだけで癒されると静かなブームなのだそう。情緒が感じられ、環境にも優しいと、薪ストーブの需要が再燃。

本物のような焚き火をスマホで眺められるアプリも人気なのだとか。

心を癒す「1/fゆらぎ」は、ゆれる炎にも!

古来、炎には浄化の力があると考えられてきました。お正月のお焚き上げをはじめ、年末年始にかけては日本各地の神社やお寺などでも、たくさんの炎にまつわる行事があります。

そんな炎の力は決して気のせいではなく、ゆれる炎の動きは、私たちの心を落ち着かせてくれる「1/fゆらぎ」を持つことが分かっています。

とはいえ、実際に薪ストーブを使ったり、焚き火をするのはなかなかハードルが高いですよね。炎の持つ癒しの力をぐんと身近に、手軽に取り入れられるアイテム、それがキャンドルです。


ゆっくりと休みたい夜、電気を消してキャンドルを灯し、心温まる静かな時間を過ごしてみませんか。

キャンドルをもっと楽しむための、使い方のヒント


間接照明と一緒に
キャンドルで過ごす夜の醍醐味は、暗さ。

でも、真っ暗な部屋を手探りで歩いて、転んでしまっても困ります。キャンドルの灯りだけでは暗すぎるときは、間接照明と併用でどうぞ。

いくつか並べてみて
キャンドルの灯りは小さいので、ひとつだとなんだかさみしくなりがち。複数使いがおすすめです。あえてサイズや高さの違うものを並べてみても。

お気に入りのアイテムで飾って
最近はキャンドルスタンドやキャンドルランタンなどのアイテムも豊富。インテリアとしても映えるキャンドルの飾り方を楽しんでみては。

アロマで癒し効果アップ
アロマキャンドルを使えば、香りも楽しむことができます。天然の精油なら、リラックスやリフレッシュなどアロマテラピーの効果も。 小さなティーキャンドルを使うアロマポットもおすすめです。

音楽もぴったり
キャンドルの灯りでのんびり過ごす時間に、騒々しいテレビは似合いませんよね。本を読むには暗すぎるし…音楽ならぴったり。ヒーリング・ミュージックで癒しの相乗効果を体験してみませんか。

キャンドルを使うとき、注意したいことは?

火を扱うので、火災やヤケドには気をつけて。具体的には下記のような点に注意してください。

・キャンドルスタンドや受け皿は専用の、耐熱のものを使いましょう。
・近くに燃えるものを置かないよう注意してください。
・キャンドルをつけっぱなしにして眠らないようにしましょう。

また、海外のおみやげなど、中には粗悪品もあるので注意が必要です。すすが多かったり、気分が悪くなったりする場合にはすぐに使用を中止してください。

足をのばす価値あり!おすすめキャンドルナイト・スポット

秋~冬はイルミネーションの季節。中にはキャンドルを使ったイベントも数多くあります。

くつろげるわが家で、リラックスタイムにキャンドルを灯すのもすてきですが、たくさんのキャンドルが灯る景色もまた、一見の価値あり。人気のイベントをいくつかご紹介します。


【東京】東京タワー「満月ダイヤモンドヴェール」
東京タワーでは毎月1回、満月の光を引き立てるためにタワー上部のライトを消し、下部をピンクにライトアップ。大展望台と展望カフェにキャンドルを灯すイベントを開催しています。

【長野】軽井沢高原教会 クリスマスキャンドルナイト
結婚式でも人気がある軽井沢高原教会は、大正時代から続く由緒ある教会ですが、キャンドルナイトをはじめ誰でも参加できる季節のイベントを行っています。

【神奈川】箱根ガラスの森美術館
クリスタル・ガラスのクリスマスツリーが見られることでも有名な箱根ガラスの森美術館。12月の夕暮れどきにはキャンドルも灯り、いっそう幻想的なクリスマスを味わうことができます。

【栃木】湯西川温泉かまくら祭
奥鬼怒温泉郷のひとつ、湯西川温泉で毎年1~3月に開催されるかまくら祭り。たくさんのミニかまくらのなかでキャンドルが灯る景色は素晴らしく、日本夜景遺産にも登録されています。

※詳しい日程などは、各公式サイトなどでご確認ください。

秋の夜長、キャンドルの炎に癒されてみませんか。