爽やかな森で、ゆっくりと深呼吸・・・心の疲れを癒す、セラピー・ミュージック「疲労解消のための音楽」
“ 癒し効果・リラックス効果” が実証されたセラピーCD『 疲労解消のための音楽』 の研究成果が、国際学術誌に掲載!
株式会社デラよりリリースされた音楽アルバム『疲労解消のための音楽』(2015年)を用いた研究成果が国際学術誌『Frontiers in Neuroscience』(2017年3月10日付け)に掲載され、共同開発グループである理化学研究所と大阪市立大学からプレス発表が行われました。
株式会社デラよりリリースされた、疲労感の軽減を目的とした音楽アルバム『疲労解消のための音楽』(2015年)の収録曲を用いた研究成果から、環境音楽による自律神経のバランス調整が可能であることを、共同開発グループである理化学研究所と大阪市立大学が2017年4月27日付けプレスリリースで発表しました。
「環境音楽聴取時の気分変化から自律神経機能を予測-音楽による自律神経バランスの改善に期待」 (リンク:http://www.riken.jp/pr/press/2017/20170427_1/)
本研究は 2017年3月10日付けでスイスの国際学術誌『Frontiers in Neuroscience』に掲載されており、環境音楽を聴くことで疲労感が軽減し、安心・リラックス感が増強すること、その際の自律神経の変化パターンが、疲労、癒し、眠気、憂鬱などの主観的気分の変化によって予測可能であることを示唆しています。
さらに、音楽を聴いた際の主観的な気分の変化を調べることで、一人ひとりの自律神経機能に与える音楽の効果を予測し、そのバランスを整え、個人の健康状態をより良いものへと促せるような楽曲制作・選曲ができる可能性を示しています。
“Music Improves Subjective Feelings Leading to Cardiac Autonomic Nervous Modulation: A Pilot Study”, Frontiers in Neuroscience, 10 March 2017, doi: 10.3389/fnins.2017.00108
(リンク:http://journal.frontiersin.org/article/10.3389/fnins.2017.00108/full)
仕事や家事が忙しくて無理をして働き続けているときに、がんばりを人から感謝されると疲れを忘れてさらにがんばってしまう…みなさんはこんな経験、ありませんか?
実はこれは、疲労がなくなったわけではなく、脳が疲労を無視している現象なのです。
疲労は痛みや発熱と同様、体の異常を知らせるアラームです。
ところが、そのアラームを無視してがんばり続けて達成感が得られると、脳は疲れを感じにくくなってしまいます。
しかし疲労は消えたわけではなく蓄積され続けるため、やがて不眠やうつ、記憶力や集中力の低下などを引き起こしてしまうのです。
こうした疲労の蓄積を見過ごさずに、毎日こまめに疲労解消のためのケアをすることが、健康面でも仕事や家事で力を十分に発揮し続けるためにも大切だといえるでしょう。
疲れを感じるのは、なぜ?
疲労とは心身の過剰な活動によって酸素を大量に消費し、その影響で細胞が酸化されて傷ついたり、エネルギーをつくり出す代謝が低下して生じるものと考えられています。
疲労には、主に運動による筋肉疲労と、ストレスなどが脳に影響を与えて引き起こされる精神疲労とがあります。
筋肉疲労の多くは一晩寝れば回復するのに対し、精神疲労は一晩寝ても十分には回復せず、疲労が慢性化しやすい傾向があるのです。
こうした疲労が半年以上続いていると感じている日本人が、40%もいるとの報告もあります。
疲労を解消しないとどうなるの?
疲労を解消しないままでいると、日ごろのささいな出来事にも不安を強く感じたり、なかなか寝付けない・眠りが浅くて途中で目が覚めるなどの睡眠障害が引き起こされたりします。そして疲労は慢性化し、自分では気がつかないうちに、やる気がわいてこない、家事や仕事でも以前より時間がかかったり失敗を繰り返したりと、作業能率の低下を招く事態に陥ります。慢性疲労がさらに深刻化すると、うつ病などにつながる場合もあります。また、疲労は免疫力の低下も招くため、ガンなどの生活習慣病の発生率を高める原因にもなります。
疲労を回復するためにはどうしたらいいの?
疲労を回復させるためには、傷ついた細胞を休ませ、さらに修復して機能回復をはからなければなりません。人間にはもともと疲労回復システムが備わっており、その働きをよくするのに重要な要素として「睡眠」「食事」「運動」の3つが挙げられます。
適切な睡眠時間と睡眠の質の高さは、疲労回復に欠かせません。睡眠の質が低下すると疲労が蓄積しやすくなります。
傷ついた細胞を修復するための材料となるタンパク質や、細胞の酸化を抑える抗酸化作用を持つ食材をたっぷり摂りましょう。
適度な運動は安心感や爽快感などをもたらすため、疲労の原因となるストレスの軽減につながります。
疲れた脳の休息をゆっくりと促してくれる
脳に疲労をためないコツは、上手に気分転換をしながら質の高い睡眠をとり、気持ちを前向きにすることです。
そこでデラでは、脳をリラックスさせて疲労の蓄積予防をサポートする楽曲をまとめたアルバム「疲労解消のための音楽」を制作しました。
疲労医学の専門家による監修のもと、気分測定調査や自律神経などの生理学的な指標の検証試験を経て完成したCDです。
人間の心がもっとも落ち着く“自然に触れたときの感覚”を大切に考え、小鳥のさえずりやせせらぎなど大自然を想起させる音源をベースにした、耳にも心にも心地いい感覚が味わえる楽曲となっています。
CDの効果的な聴き方
◎アルバム1枚を通して、明るい曲から徐々に落ち着いた音色や曲調へと移行しますので、眠りの効果を得たい場合は、1曲目から順にお聴きください。
◎疲れを感じた時、緊張や気分の高揚が続いた時、仕事や勉強などの休憩時間などにお好きな曲を選んでお聴きいただくと、気分のリフレッシュ効果につながります。
◎「さあ聴くぞ」と身構えることなく、自然な気持ちで音楽に身を委ねるようにしてお聴きください。
試聴実験について
健康な成人モニター20名(男性9名、女性11名)を対象に、本CD試聴時と試聴しないとき(無音時)についての疲労軽減効果を、主観的気分測定および自律神経測定を通して検証しました。
◎方法
本CDから編集した30分間の音楽・または無音を被験者が試聴し、5分ごとに主観的気分測定システム(KOKOROスケール)へ合計7回入力。また、30分間の試聴前後に、安静な状態で目を閉じていただき、自律神経機能を指標にした疲労度計測を5分間ずつ実施しました。
◎結果
音楽試聴時には癒しや安心・リラックス方向へ大きく気分が動き(図1、図2)、一方で無音時には顕著な気分の変化はありませんでした。
自律神経測定では、6名の被験者は音楽試聴後、緊張時に優位になる交感神経活動に比べて、リラックス時に優位になる副交感神経活動が促進されていました。
注目すべきは、その6名は主観的気分での癒しや安心・リラックス感が大きく増していながらも、眠気があまり起こらなかったという点です。
これらの結果から本CDの試聴により、自覚的疲労度の軽減効果や安心・リラックス効果がおおいに期待されること、さらに聞き始めてすぐに眠くなったりしない好みの音楽であれば、よりいっそう癒し効果が高い可能性が示されました。
○共同研究:
大阪市立大学健康科学イノベーションセンター
大阪市立大学大学院医学研究科システム神経科学
○技術指導:
国立研究開発法人理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター
現代人が感じている“疲労”の予防・軽減を目指し、疲労医学の専門家による監修のもと制作されたCD。
小鳥のさえずりやせせらぎなど大自然を想起させるような音源をベースにした、耳にも心にも心地いい感覚が味わえる音楽です。
風のゆらぎを感じながら、森の中で深呼吸しているような解放感と、ポカポカと温かい日だまりの中にいるような安心感のあるメロディー…、アルバム1枚を通して爽快感やリラックス感が増した後、眠りに誘われるように構成されています。
このCDを聴いて1日の疲れやストレスを溜めることなくスッキリ解消し、明日へのエネルギー・チャージをしましょう。
〔医学博士 監修16P ブックレット付き 〕
試聴はこちらから>>>『疲労解消のための音楽』
配信サービスはこちらから>>>https://lnk.to/DLMF-3915