今や女性の必須アイテム!アロマをはじめませんか
香りある空間が作るもの
すれ違う時や、出会い頭に、良い香りがする女性って、本当に好感が持てますね!香水をつけたり、ヘアコロンを香らせたり…。
いろんなアイテムがありますが、アロマテラピーでは、自分だけでなく「空間」を良い香りにすることで、自然と良い香りがする女性にしてくれます!
香りある空間はとても豊か。香りを身近に使う毎日を続けていると、知らず知らずのうちに香りの影響を受けて、気持ちが安らいだり、肩の力が抜けて呼吸が深くなったりと…。
それは香りが大脳に影響を与えるからです。
嗅覚と大脳の関係
アロマテラピーはフランス人ルネ・モーリス・ガットフォセという人が名付けた、今に続く植物の香り成分を使った療法(癒し術)のことです。使うものは植物由来のエッセンシャルオイルです。
香りを嗅ぐと、大脳へ情報が届きます。脳は複雑な働きをしているため、役割分担がしっかりされています。大脳のなかでも、「本能」や、「情動」(心の動き)、「記憶」といったことを司る部分があり、そこに香り情報は、直接的に届くことがわかっています。
つまり、香りは、本能、情動、記憶と密接なつながりがあります。
たとえば、おいしそうなにおいで食欲がわく(本能)、特定の香りで気分が明るくなる(情動)、ふとした香りで昔のことを思い出す(記憶)。このような経験は誰しもあると思います。
このように香りは気分や人のベーシックな部分に深く関わっているのです。
アロマテラピーで空間にいい香りを広げて、少しでもストレスを軽減し、自分自身も良い香りになる…。リラックスすると心にも余裕ができます。そんな、素敵女性を目指せる、お手軽なアロマテラピーをご紹介します。
用意するもの
アロマテラピーを始めるのに必要なもの、それがエッセンシャルオイル(アロマオイルや精油とも呼ばれる)です。
つまりエッセンシャルオイルさえあればアロマテラピーはすぐにでも始めることができます。実にシンプル。
でも逆をいえば、エッセンシャルオイルがないとアロマテラピーはできません。まずはエッセンシャルオイルを手元にご用意ください。
エッセンシャルオイルの選び方
アロマテラピーで使うエッセンシャルオイルは、ネットや、実店舗で売っています。
選ぶときは、植物から採られたものを必ず選びましょう。
見分け方は、次の2つの表記があればたいてい大丈夫。
・エッセンシャルオイル(精油)と書かれている
・学名(アルファベットで書かれた植物名)が書かれている
ではアロマテラピーで使わないものは次のような名前で売られているものです。
・フレグランスオイル
・ポプリオイル
・人工香料、合成香料
これらはまたほかの楽しみ方があります。大きな違いは、アロマテラピーで使うエッセンシャルオイルは100%植物由来という点。植物がもつ効果効能を期待して薬のように使われてきた歴史があります。
適度な濃度で楽しみましょう
エッセンシャルオイルを用意したら、ふたを開けて香りを嗅ぐだけでも、アロマテラピーといえます!
ですが、エッセンシャルオイルは、もともとの植物の状態の何十倍も濃い状態でビンにはいっています。たとえば、ラベンダーなら花と葉を蒸留してエッセンシャルオイルを製造しますが、製造段階で、かなり濃縮されます。
そのため、ビンから直接嗅ぐ香りはかなり「濃く」感じます。醤油をそのままビンから飲むことはとてもできませんが、調味料として使うとちょうどいい…例えればこんな感じでしょうか(笑)
というわけで、香りを空間に拡散してその香りを嗅ぐと、程よいのです。
おうちですぐにでもできる方法
空間に香りを広げる、簡単なアロマテラピーをご紹介します。
1.熱湯を入れても大丈夫な容器(陶器)などを用意します
2.そこに熱い湯を張ります(蒸気が出るほどの温度)
3.好きな香りのエッセンシャルオイルを数滴、垂らします
リビングや寝室に置いて、香りある空間を作りましょう。水蒸気とともに香りが広がります。
エッセンシャルオイルは1種類でもいいし、数種類混ぜても構いません。いろんな香りで試して、まずは好きな香りを見つけてください。
保存について
・エッセンシャルオイルは開封したら、半年から1年はもちます。高温多湿を避けてふたをしっかりと閉めて、保管してください。
・自宅にある器を使う際には、誤って飲んだりすることのないよう、注意しましょう。
・香りが変わってきたと思ったら、劣化してきています。天然の香りは酸化します。劣化したら、早めに使うようにしてください。
アロマテラピーを学んでみたい人は
アロマテラピー検定というのがあります。ただいま受験申込受付中です!(公社)日本アロマ環境協会 公式サイト http://www.aromakankyo.or.jp/