厳しい "冬の寒さ"
ちょっとした工夫で乗り越えよう!
冬の防寒アイディアあれこれ
12月に入り、寒く感じる日も増えてきました。あまりに寒いと、体が固まってしまって何もする気にならなかったり、外出するのもおっくうになったりしてしまいますよね。
そこで今回は、ちょっとした工夫で厳しい冬も暖かく快適に過ごせる、冬の防寒アイディアをご紹介します。
服装を工夫して防寒しよう
防寒と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、とにかく着こむこと。何枚も衣服を重ねて厚着すれば確かに暖かくなります。でも、それだと見た目もイマイチですし、動きにくくなってしまいますよね。
保温効果に優れたアイテムを取り入れたり、体を効率的に温められる場所を意識して、保温したりすることがポイントです。
機能性インナーを活用する
スマートに着込むなら機能性インナーを活用するのがオススメ。最近は、各ブランドやメーカーから、着るだけで温かい優れたアイテムが続々と登場しています。
素材も、体から発する水蒸気を熱に変える特殊繊維を使用したものや、発熱綿とオーガニックコットンをブレンドしたもの、空気を含んだマイクロアクリル糸でつくられたものなど様々。それぞれに着心地や使用感、保温効果も異なるので、自分の肌に合うお気に入りの1枚を選びたいですね。
首・足首・手首の「3つの首」を温める
防寒コーデを考える時に、意識したいのが、首・足首・手首の「3つの首」。これらの場所のまわりの皮膚は薄く、太い動脈が皮膚に近いところにあります。さらに足首には「三陰交(さんいんこう)」という、冷えやむくみに効果的なツボもあり、これらの場所を保温することで体全体を効率よく温めることができます。
逆に3つの首が冷気にさらされていると、そこから熱が逃げてしまい、冷えを感じやすく体も寒さを感じやすいのです。
防寒対策として例えば、首はハイネックやタートルネックを選び、マフラーやストールなどの小物で暖かく。足首は厚手の靴下やレッグウォーマー、手首は手袋やアームウォーマーなどで保温しましょう。発熱効果がある靴下や手袋などもオススメです。
カイロを上手に活用
カイロを上手に使いこなすのも、防寒対策には有効です。体全体を温めたい時には、どこに貼るのが一番いいか知っていますか?正解は「お腹」。
腹部には、体で一番太い血管「腹部大動脈」があるので、ここをカイロで温めると、全身に温かい血液が流れ、体全体がぽかぽかになります。
また、靴の中に入れて使用する専用カイロを使用するのも効果的。足元から温まり、寒い雪の日も底冷えしません。
防寒対策をするタイミングも重要
寒い外に出てから、慌ててマフラーなどを巻くという方も多いのでは?実はそれでは防寒するのが遅いんです。
首や顔が冷えると、脳は自分の体が冷えていると認識し、心臓や内臓を守るため、血液が体の中心に集まります。この状態になると、手足が冷たくなって血管が収縮してしまい、なかなか元に戻りません。このタイミングで防寒しても、体は温まりにくいのです。
ベストなタイミングは家を出る5分前。暖かいうちに防寒対策をするのがポイントです。
ゆったりサイズで保温効果アップ
防寒のためには、ぴったりとフィットするジャストサイズの衣類がよさそうなイメージですが、きっちりした洋服や重たい素材のアウターを着てしまうと、体と衣類の間にできる「暖かい空気の層」がつぶれてしまいます。
保温性がアップするのは、大きめのサイズ。ゆったり着ることで、体と衣服の間に空気の層が適度にでき、温かさが保たれます。機能性インナーなどを重ね着する時などは、下に着るものをMサイズ、上に重ねるものをLサイズなどにして、サイズを変えると保温性が上がりますよ。
部屋の中も工夫して暖かく快適に
外出する時だけではなく、家の中もあったかく過ごしたいですよね。部屋の中を快適にするためには、外の冷気を家の中に入れないようにすることがポイント。また、インテリアや音楽などで、暖かさを演出するのも効果的です。
すき間テープで冷気をシャットアウト
どんなに暖房で部屋の中の温度を上げても、ドアや窓などの少しのすき間から冷たい空気が入ってきてしまうもの。
ホームセンターなどで販売されている「すき間テープ」を使ってすき間をふさぐことで、冷気をシャットアウトしましょう。暖房効率も上がり、電気代の節約にもなって一石二鳥です。
インテリアのカラーや素材を変えてみる
部屋の中を暖かく模様替えするのもオススメです。カーテンやラグなど、目に見える面積が広いものを、赤やオレンジなどの暖色系でまとめると暖かさを演出できます。ある調査によると、暖色系と寒色系を見た時の体感温度の差は、なんと3℃もあったそうです。
さらに、クッションカバーなど体に触れる小物は、ボアやフリースなどのふんわり素材のものをセレクトすると、あったか効果がアップします。
音楽で暖かさを演出
暖かなイメージを演出するために、BGMを工夫するのも有効です。一年中温暖なハワイやバリを感じさせるような音楽をセレクトすると、日本の寒い冬を忘れて、常夏な気分になれるかもしれません。
>>冬を快適に過ごすためにオススメの音楽
<寒い日本を飛び出そうセット>
ハワイとバリを感じさせるこのCDを聴けば、そこはリゾート地に早変わり。寒い日本を飛び出したような気分で現地の夢が見られそうな、おトクなセットです。
(セット内容)
オアフ島在住のヒーリング・ミュージック・アーティスト、スティーブン・ジョーンズ&ブライアン・ケスラーがプロデュース。スラッキー・ギターの優しいメロディーに、波の音や椰子の木を揺らす風の音、ハワイアン・バードのさえずりがリゾート気分を高めてくれます。大人のリラックス・タイムを満喫できる、ハワイ発のヒーリング・アルバムです。
アジアの音楽を知り尽くしたワールド・トラベラー、久保田麻琴がおくるアンビエント&リラクゼーション・アルバム。バリの自然音と、ガムランなどの伝統楽器を融合した音楽は、夕暮れ時から夜、そして深夜へと変わりゆく景色のよう。濃密な空気に癒される、至極のリトリート・アルバムです。
さまざまな防寒アイディアで冬も快適に
寒い日が続くと、気分が落ち込みやすく、やる気も出なくなりがちですが、そんな時こそさまざまな防寒アイディアを取り入れてみてはいかがでしょうか?
これからの時期はクリスマス、大晦日にお正月など、楽しいイベントも盛りだくさん。冬のお出かけも賢く防寒して、アクティブに楽しく過ごしましょう!