五月病にならないために!原因や予防のための5つのポイント

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4月から高校、大学に進学した方、社会人デビューした方も多いと思います。
これまでとガラリと環境が変わり慣れない毎日が続くと、日々のストレスが重なって体調を崩してしまうことも少なくありません。

今年のゴールデンウイークは10連休。この連休明けには学校や会社に行くのが辛い、という方も多くなりそうです。そんな気持ちが長く続き、心や身体の不調として表れるのが「五月病」です。

今回は、五月病の原因や五月病を予防する5つのポイントなどをご紹介します。

五月病っていったい何?

この時期によく聞かれる五月病とは、どんなものなのでしょうか?「五月病」という言葉は、病院などで使われる正式な病名ではありません。

5月の連休明けなどに、学校や会社へ行きたくなくなる、体調がなんとなく悪い、授業内容や仕事の作業が頭に入ってこず、ぼんやりしてしまう、というような症状をまとめて「五月病」と呼びます。

メンタル面での具体的な症状は?

五月病の心やメンタル面での症状として具体的なものは、やる気が出ない、何をしても楽しくない、仕事への関心が持てない、毎日ゆううつだと感じる、ちょっとしたことで不安になる、とにかくイライラしてしまう、自分に自信が持てない、悲しい気持ちになる、などです。

誰でも感じることですが、これが1週間以上続くとすでに五月病になっている状態といえます。

体調面での具体的な症状は?

五月病の症状はメンタル面だけではなく、体にも表れてきます。具体的な症状は、食欲が無い、頭痛、お腹が痛む、寝つきが悪く眠りが浅い、めまい、疲労を感じやすい、動悸や息苦しさを感じる、などです。

こういった症状を発端に、症状が重くなってくると、さらに体調が悪化していき、登校や出社ができず、欠席や欠勤が続いてしまうということもあります。

五月病になる原因は?

五月病の大きな原因はやはり「ストレス」です。

環境が新しく変わると、新しい環境になかなか慣れることができない、新たに人間関係を築くのが難しい、新しい仕事で覚えなければいけないことが多い、入学や入社がゴールと感じ次の目標を見つけられない(燃え尽き症候群)などの状況になり、特にストレスを感じやすくなってしまいます。

五月病にかかりやすい人はこんな人

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どんな人でもかかかる可能性がある五月病ですが、特にかかりやすいのは、「性格が几帳面」「まじめ」「責任感が強い」といったタイプの方です。

このような人は、強いストレスを感じても1人で抱え込んでしまう傾向があります。失敗が許せず、全て正確にクリアしなければダメだと思い込んでしまう、完璧主義が多いのも特徴です。

適度に同僚やクラスメイトの協力を求め、ちょっと肩の力を抜くことがこのタイプの方には必要です。

五月病を予防する5つのポイント

五月病は、かかってしまう前に工夫して予防することができます。そのために重要なのが、原因となるストレスをためないこと。

気持ちをリフレッシュさせて、体調を整えることはもちろん、同じような悩みを抱える仲間とつながり交流することも非常に有効です。具体的な予防ポイント5つをご紹介していきます。

ポイント1:適度に体を動かす

ストレスがたまってくると、体がだるい、重いという感覚になってきます。こんな時は簡単な運動をして、適度に体を動かしましょう。じんわりと汗をかくと気分もリフレッシュでき、体調を整えることにもつながるので、予防に効果的です。

ポイント2:リズムを整える

イライラして眠れないからと、毎日夜更かしを続けていたり、寝不足が続いていたりすると、体のリズムが乱れ、メンタルの不調につながります。なるべく夜は早めに就寝し、早起きすることで体内時計を正常に保ちましょう。

寝る前のスマホは、ブルーライトの刺激が寝つきを悪くしてしまうので、控えるのがベストです。

ポイント3:趣味に熱中する

何か熱中できる趣味を持つことも、五月病を予防するために大切なポイントです。趣味らしい趣味がない…という方も、新しい環境になったことをきっかけになにか趣味を始めてみるのがおススメです。

料理や映画鑑賞、写真を撮ったり、陶芸に挑戦してみたりするのもいいですね。好きなことに集中し、趣味を楽しむ時間がストレスを発散してくれます。

ポイント4:気持ちを共有する


SNSやブログなどで、とにかく自分の気持ちを吐き出す、ことも五月病の予防になります。愚痴でも何でもかまいません。

そんな言葉に「いいね!」してくれる、同じ境遇の仲間がいるかもしれません。共通する気持ちを言い合って、共有するだけでもスーッと気持ちが軽くなりますよ。

何でも話せる友達がいる人は、会ってとにかく自分の気持ちを聞いてもらうだけでも、ストレスを軽減できるはずです。

ポイント5:リセットする

ストレスを溜め込んでしまった…という時は、音楽の力を借りるのも一つの手です。

リラックスタイムに心地よい音色を聞きながら、頭を空っぽにしてリセットすると、ストレスも解消できるはずです。


おススメ音楽は、ピアノやフルート、ギターなど、アコースティックなサウンドでイライラを緩和してくれる「イライラ解消のための音楽」や、あたたかなオルゴールの音色がポジティブな気分にしてくれる「Have a nice day~それでいいのだ!」などです。

五月病!?…身体がおかしいと思ったら

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なんだか身体がおかしい…、不調が1ヶ月以上も長く続いている…と感じる時は、五月病が悪化し、うつ病や不眠症、適応障害になってしまっている可能性もあります。そうなる前に、なるべく早く心療内科や精神科のある病院で受診しましょう。

普段から自分の体調や心の状態が正常か、自分なりにチェックして、新生活のスタートを気持ちよく切りたいですね。