赤ちゃんの非常時にお薦めする
“防災アイテム8選 ”



9月1日は防災の日です。今年は大きな地震や水害もあり、あらためておうちの地震対策や洪水ハザードマップを見直した方も多いのではないでしょうか?

"いざ" というときへの備えは十分にしておきたいものですが、赤ちゃんがいるご家庭では何を用意すればいいか悩ましいこともあるでしょう。そこで今回は、非常時に役立つ赤ちゃんのための防災アイテムについてまとめてみました。

非常用持ち出し袋に入れておきたい "8つのアイテム"


皆さんのお住まいの地域には「防災備蓄倉庫」というのが小中学校、市の施設などに設置されていると思います。
そこには非常食や毛布はもちろん、紙おむつ、粉ミルクなども備蓄されていますが、非常時にその備蓄分だけで安心できるわけではありません。

もしもに備え、紙おむつなどは日頃から少し多めにストックしておくといいでしょう。そのうえで、各自家庭で非常時用持ち出し袋に用意してあると便利なものが以下になります。

1.バスタオル


避難所で敷きものとして使えるのはもちろん、汚れを拭きとったり保温のためにも重宝します。おくるみとしても使えるアイテムのような、小さくたためるものが便利でしょう。

2.洋服、肌着




今の月齢のものより少し先の月齢のものを準備しましょう。サイズなどはこまめにチェックしましょう。

3."抱っこひも" や "おぶいひも"


大勢の人が過ごす避難所で、赤ちゃんをあやしたり、一緒に移動するときにはおんぶが大変楽です。家から避難するときに使用することも考え、非常用持ち出し袋の近くにセットしておきましょう。

4.携帯用カイロ


冬用の非常用アイテムとして欠かせない携帯用カイロですが、夏場でも用意しておきましょう。お湯が出ないときでも、保温や粉ミルクを溶いた哺乳瓶の温めなどに使えるためです。3~5個位あるとよいでしょう。

5.大判のウェットティッシュ


お風呂に入れないときでも、お顔や陰部などを拭いてあげられます。おしりふきにも使えますね。

6.母子手帳、保険証、お薬手帳などのコピー


避難所で赤ちゃんの調子が悪くなったときの備えとして、用意しておきましょう。

7.哺乳瓶、乳首




普段は母乳で育てているママでも、災害のショックなどで分泌が低下したり止まってしまう人もいます。携帯用のミルクをいくつか準備しておくと安心です。
また、ミルク栄養のお子さんは、液体ミルクなども準備しておくとよいでしょう。

8.おもちゃ、小さめの絵本


避難所などは自宅と違い "環境" が変わるので、赤ちゃんはとても不安になります。お気に入りの絵本やおもちゃがあると赤ちゃんも安心します。
できればお風呂用のビニールの絵本やプラスティックのおもちゃのほうが洗ったり消毒したりできて便利でしょう。

今回リストアップしたアイテムもお薦めですが、個々の家庭によって追加するものもあるでしょう。使う機会がないことが一番ですが、「備えあれば憂いなし」ということもあります。

"いざ" というときに大切な赤ちゃんを守るためにはどんなものが必要か、防災の日をきっかけに、あらためてご家族で考えてみてはいかがでしょうか?