「本に恋する」秋が到来。読書をもっと楽しむための4つのTIPS
すっかり涼しくなり、季節は本格的な秋ですね。
「読書の秋」でもあるこのシーズン、読書欲もむくむくと盛り上がっているのではないでしょうか。
そんなあなたに「秋の読書をもっと楽しむTIPS」をご提案。
どれもすぐにできることばかりですので、「いいな」と思ったものを採用してみてください。
TIPSその1:「読むべき本」ではなく「読みたい本」を選ぶ
本屋さんにずらりと並ぶ本の中には、仕事や趣味、美容や健康のためになる内容の本がたくさん。
「これはきっと今後の自分のためになる」と思う本に目が留まるかと思います。
でも、秋の読書を楽しむためには、その視点でのチョイスはいったんストップ。
ためになるかどうかは置いておいて、「おもしろそう」という内容の本を選んでみてください。
ジャンルで言うなら、実用書ではなく文学やコミックがよさそう。
秋の夜長に物語の世界にどっぷり漬かりたいなら、長編小説や長期連載しているコミックを。
すき間時間に読むなら短編小説を選ぶなど。
きれいな写真や言葉を楽しめるようなビジュアルブックもよいかもしれません。
TIPSその2:読書をする場所は、居心地のよさ重視で!
本を読む場所にも、こだわりたいところ。
リラックスしつつ、居心地のいい空間で、ストーリーに没頭できたら最高ですね。
たとえばお気に入りのカフェで、大好きな飲み物を片手に。
風が気持ちいい公園の木陰で、レジャーマットの上に寝そべって。
お風呂で半身浴をしながらの読書が至福、という方もいらっしゃることでしょう。
TIPS3:極上の読書空間をつくってみる
ご自宅を読書スペースにする場合は、お気に入りの空間をランクアップさせるためのインテリアアイテムも、この際だから新調してみても!
とはいえ、ソファーやベッドなどの家具を買い替えるのではなく、お小遣いで捻出できるちょっとした小物で十分です。
たとえば、ちょっと肌寒いこれからの季節にふんわりと体を包んでくれるブランケットを買ってみるのはいかがでしょうか。
クッションカバーをお気に入りの柄にチェンジするだけでもガラリと気分がわかるはずです。
お風呂で読書をする場合は、自宅のバスルームを極上空間に変えてくれる入浴剤をつかってみても。
アロマオイルやルームスプレーを使って、香りで部屋を演出するのもリラックス度が高まるのでおすすめです。
そして何よりも重視したいのが、BGMです。
心地よい音色に包まれ、集中力もアップ。
家のまわりから聞こえる雑音を消す効果も期待できますので、いっそうストーリーに没頭できることでしょう。
読書時におすすめなのは、ゆったりとした気分を助長してくれるような、穏やかな音楽です。
歌詞があると読書を邪魔してしまう可能性もあるので、メロディーのみであるほうがベターです。
午後のやさしい陽ざしの中、そのドリーミーな音色に、思いのまま身を委ねてみてはいかがでしょうか。お家に居ながら、お洒落なカフェにいるような至福のひと時…
そのほか、読書をしながら飲むお茶やコーヒーは、ほんの少し手間ひまをかけて、丁寧にいれてみるのもグッドアイデア。
奮発してちょっと高価なコーヒー豆や茶葉を買ってみましょう。
TIPS4:こだわりのBOOKアイテムを使っても
しおりやブックカバーなど、本の関連アイテムも、かわいいものがたくさんあります。
これらはいわば、読書タイムをよりいっそう楽しむための名わき役たち。
本屋さんでもらうしおりやカバーでも事足りますが、お気に入りのアイテムを使うと気分も違います。
ところで、そもそもどうして秋は読書の季節なの?
最後に「読書の秋」という言葉の由来をご紹介します。諸説ありますが、
- 気温や湿度が心地よく、読書に集中しやすい
- 「秋の夜長」シーズンなので、夜自宅でゆっくりと過ごすシーンが増える
ということがあげられます。
秋は、「本に恋する季節」。
日本では文化の日をはさんだ2週間でが「秋の読書週間」に設定されています。読書のベストシーズンであるこの時期を、思いっきり堪能しましょう!