メンタルへルスケア導入企業紹介
株式会社喜多村様

各種エンジニアリングプラスチックや携帯電話の塗料添付など新製品開発の「キーテクノロジー」として欠かせない高い粉体技術をあらゆる分野に提供し、主力製品であるフッ素樹脂潤滑用添加剤および受託粉砕において、多彩な最新鋭粉砕設備を駆使して提供する生産能力、取り扱う製品の多様さは、国内でもトップクラスを誇る株式会社喜多村。

今回は、株式会社喜多村 取締役総務部部長 倉坪政範さん

にお話を伺い、メンタルヘルスケアの導入事例をご紹介致します。

自身の体験からの気づき

Q:メンタルヘルス対策はいつから始められましたか?
約1年半くらい前からインターネットでメンタルヘルス対策の導入に関して調べていまして、色々と探したところ、最終的にEAPを外部の会社に依頼して導入するようになりました。また私の過去の経験からまだまだ、うつなどに対しての社会的理解や認知等は低いと感じています、弊社は率先し社員に対しても理解し対応していきたいと考えています。

Q:貴社でのデラCDの導入についての経緯ですが、何かきっかけがあったのでしょうか?
実は私自身30代の頃、銀行に勤務している時期ですが、うつになった経験と私の妻がパニック障害になったことがあり、こんな辛い思いは社員にさせたくないという思いがありました。以前より西洋医学というよりは自然の緑の中での散歩やヒーリングミュージックで心のケアが出来る事に関心があり、ヒーリングミュージックを治療中の妻と聞いたりしていた経緯からもともと音楽には関心があり、今回デラのCD利用に至っています。私がうつになった頃は、今と違ってヒーリングミュージックがそんなに社会に出まわっていませんでしたから、今思うとあの頃にCD店や雑貨店、書籍店などで見かけられていれば良かったですね。

Q:ご自身の経験の中で、ヒーリング音楽を聴くことで何か変化はありましたか?
私の妻がパニック障害の時期は、夜中に何度も起きては震えていたりする症状があったのですが、夜の寝る時間帯に音楽をずっとかける様にしたところ、やはりその後に少しずつですが起きる回数は減って症状が緩和して行ったように思います。その時に心のリラックスは健康や体調管理に特に重要だと感じました。やはり私は心が落ち着くヒーリングミュージックが必要不可欠だと思っています。

気軽に相談できる環境作り

Q:デラのCDはどのようにご使用されていますか?
本社へ設置し社員にレンタルをしています。非常に好評で同時に音楽に対するアンケートや要望の戻りも良いです。また今後事業所内のBGMとしての使用も視野に入れています。

Q:レンタルをしている中で特に人気なタイトルはありますか?
『島唄・二胡』『自律神経にやさしい音楽』『自然音で眠りたい』が人気があります。

Q:現在、デラのCD以外でメンタルヘルス対策は行っていますか?
総務部門がメンタルヘルス研修に参加したり、日本メンタルヘルス協会の産業カウンセラーの方の講習(セルフチェックやラインケア)を弊社で行う予定です。

より良い職場環境を目指して

Q:今後、どのような事を行っていきたいですか?
メンタルヘルスの観点からも、また過重労働対策の観点からも、月に残業は最高でも45時間以内に設定したり、現在は週に1日NO残業DAYを設けています。今後は状況を見ながら週に2日にする構想もあります。